子宮と子宮頸部の違いとは?
位置
子宮:下腹部にあり、膀胱と直腸の間に位置する空洞の筋肉組織です。
子宮頸部:子宮の下部にある狭い部分で、膣の上部に突き出しています。
構造
子宮は内膜(子宮内膜)、筋層(子宮筋層)、外膜(子宮外膜)の3層から成ります。
子宮頸部は円筒形で、外部開口部(外口)と内部開口部(内口)があります。
機能
子宮は受精卵が着床し、胎児が成長するための環境を提供し、分娩時には収縮して赤ちゃんを産み出します。
子宮頸部は膣と子宮をつなぐ通路で、月経周期に合わせて粘液の性状を変え、排卵期に精子の子宮への侵入を助け、妊娠中は閉じて胎児を保持し、分娩時に拡張します。
臨床的意義
子宮に関わる主な疾患は子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮脱、子宮がんなどです。
子宮頸部に関わる主な疾患は子宮頸ポリープ、子宮頸部異形成、子宮頸がんなどです。
生殖における役割
子宮:受精卵は子宮内膜に着床し、妊娠が成立します。
子宮頸部:精子は子宮頸部の粘液を通過して子宮へ到達し、受精に至ります。
