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化学療法中の脱毛とその対策

がんと診断された患者は、手術、化学療法、放射線治療、ホルモン療法など、さまざまな治療法を検討します。化学療法で使用される薬剤は、男女問わず髪の毛が抜けやすくなる副作用が一般的です。これは自然な一時的な反応ですが、感情的な負担や見た目の変化に対処するのは容易ではありません。

影響を受ける部位

  • 頭皮の髪の毛が最も一般的に抜けますが、眉毛やまつげ、腕・脚・陰部の毛も薄くなることがあります。化学療法により毛根がダメージを受け、毛が弱くなって抜け落ちます。

脱毛のタイミング

  • 初回の化学療法から数日で髪の毛が薄くなり始め、頭皮がブラッシングやシャンプーに敏感になることがあります。治療開始から2週間ほどで抜け始め、1〜2か月でほぼ全ての髪が失われます。治療が終了すれば、毛は徐々に再び生えてきます。

事前の準備

  • 治療開始前に髪を短くカットしたり、シェービングしたりして、短髪に慣れておくと、抜け毛が始まったときのショックが軽減されます。短髪ならウィッグや帽子、スカーフの試着も容易で、必要な時に自然に装着できるようになります。

感情的な側面

  • 特に女性は髪に対して自己イメージや女性らしさ、魅力、年齢感覚を結びつけることが多く、脱毛は心理的に大きなストレスとなります。前向きに捉えるために、ウィッグを新しいスタイルやカラーを試すチャンスと考える人も増えています。

頭部カバーの選び方

  • 頭部カバーは本人の好みや生活スタイルに合わせて選びます。男性は野球帽やキャップ、女性はウィッグ、ヘッドラップ、帽子などが一般的です。ウィッグは脱毛前に購入しておくと、色・デザイン・長さを自分に合ったものに選べます。専門店で頭部サイズを測定し、適切なサイズを選びましょう。また、保険によってはウィッグ代をカバーしてくれる場合がありますので、事前に確認してください。

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