在宅で化学療法のこぼれを安全に清掃する方法
在宅で化学療法(抗がん剤)を受けている際、皮膚への飛沫や薬剤のこぼれなどの事故が起こることがあります。抗がん剤がこぼれた場合の正しい清掃手順をご紹介します。
必要なもの
- 化学療法用手袋(2ペア)※医療機関から提供されます
- 化学療法用ガウン
- シューカバー
- 保護ゴーグル
- 裏面がプラスチック製の吸収シート
- 次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
- 石鹸または中性洗剤
- プラスチック製の生体危険廃棄袋
清掃手順
手袋を2枚重ねて装着し、ガウンとゴーグルを着用します。ガウンが全身を覆い、すべての留め具がしっかり閉じていることを確認してください。長ズボン、靴下、閉じた先の靴にシューカバーを着用し、汚れが付くのを防ぎます。
吸収シートの綿側(白い面)をこぼれた抗がん剤の上に置き、1分ほど置いて液体を吸収させます。シートが液体を吸い取ったら、顔や体からできるだけ離して持ち上げ、プラスチック面を外側にして二重に折りたたみ、生体危険廃棄袋に入れます。
中サイズのバケツに漂白剤やアンモニア、または石鹸と水を混ぜた洗浄液を作ります。スポンジや布でこぼれた箇所を3回ほど洗浄し、各回後に清水ですすぎます。洗浄が終わったら、手袋・ガウン・ゴーグル・シューカバーと使用した清掃用品を同じ廃棄袋に入れます。最後に抗菌石鹸で手を15秒間しっかり洗い流します。
