肝臓がんの原因は何ですか?
肝臓がんは、体内で最大の臓器である肝臓内に発生します。主に肝細胞からなる肝細胞癌(HCC)が多く、肝臓の細胞ががん化することで発症します。以下に、肝臓がんの主なリスク要因をまとめます。
肝炎(B型・C型)
慢性のB型肝炎ウイルス(HBV)またはC型肝炎ウイルス(HCV)に感染すると、肝臓がんのリスクが大幅に高まります。特に長期にわたる感染は、肝硬変やがん化の原因となります。
過度の飲酒
長期間にわたる大量飲酒は肝臓にダメージを与え、肝硬変を引き起こします。肝硬変は正常な肝組織が瘢痕組織に置き換わり、肝機能が低下することで肝臓がんのリスクを高めます。
アフラトキシン
適切に保存されていないナッツや穀物などに繁殖するカビが産生する毒素がアフラトキシンです。アフラトキシンに長期間曝露されると、肝臓がんの危険因子となります。日本でも食品衛生基準が設けられていますが、特に規制が緩い国でリスクが高くなります。
原発性硬化性胆管炎(PSC)
胆管の炎症と瘢痕化が進行する慢性疾患である原発性硬化性胆管炎は、肝硬変や肝臓がんを引き起こす可能性があります。
ヘモクロマトーシス
遺伝性の過剰鉄蓄積症であるヘモクロマトーシスは、体内に鉄が過剰に沈着し、肝硬変や肝不全、さらには肝臓がんのリスクを高めます。
