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進行肺がんの治療法とは?

進行肺がん(ステージIV)は、肺以外の部位へ転移した状態を指し、根治が難しいため、主に症状の緩和と延命を目的とした治療が行われます。

化学療法(Chemotherapy)

ステージIV肺がんの多くの患者に推奨される標準治療です。がん細胞の増殖を抑制し、肺内および転移先の腫瘍の成長を遅らせます。代表的な薬剤として、ベバシズマブ(商品名:アバスチン)やセツキシマブ(商品名:エルビトックス)があります。ただし、ベバシズマブは出血傾向のある患者には使用できません。患者の反応に応じて、他の抗がん剤や併用療法が選択されます。

放射線療法(Radiation)

化学療法が困難な場合や効果が不十分な場合に用いられます。がん細胞を直接破壊することで、腫瘍の縮小を図ります。特に、転移が脳に限られるケースでは、ガンマナイフなどを用いた定位放射線療法が有効です。

転移部位別の治療(Treating Metastases)

転移先の部位に応じた対症療法が行われます。

  • 肝臓への転移:凍結手術(クライオサージェリー)でがん細胞を凍結・破壊。
  • 骨への転移:ビスホスホネート製剤で骨の崩壊を防止し、痛みを軽減。
  • 疼痛管理:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やオピオイド系鎮痛薬を使用し、生活の質を向上させます。

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