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肺がんのレーザー治療とは

肺がんは非常に深刻な疾患で、根治や症状のコントロールには徹底した治療が必要です。しかし、診断が遅れがちで、進行した段階で見つかることが多く、予後は厳しいことが少なくありません。そんな中、レーザー治療は腫瘍の縮小や患者の生活の質向上に効果があるとされています。

レーザー治療が必要とされる理由

肺がん患者の多くは、腫瘍が気管支や気道を塞ぎ、正常な呼吸が困難になることがあります。腫瘍が気管支内部に成長したり、外側から気道を圧迫したり、さらには肺に液体がたまる(肺水腫)こともあります。こうした場合、レーザー治療で腫瘍を縮小させ、気道の閉塞を軽減することが求められます。

レーザー治療の仕組み

レーザー治療は、集中した光線を腫瘍に照射して組織を焼灼(しょうしゃく)し、破壊・除去する方法です。根治的な治療法ではありませんが、気道の通りを改善し、呼吸機能を向上させることで、患者の生活の質を高めます。

レーザー治療の流れ

手術は全身麻酔または鎮静状態で行われます。まず気管支鏡(ブロノスコープ)を口から挿入し、肺まで導きます。そのチャンネルを通してレーザー装置を操作し、腫瘍に照射します。レーザーは切断と同時に凝固(カタルシス)するため、出血を最小限に抑えることができます。

レーザー治療の副作用

一般的に重大な副作用は少なく、手術後数時間から翌日には退院できるケースが多いです。唯一懸念されるのは感染リスクで、感染が認められた場合は静脈内抗生物質投与や入院期間の延長が必要になることがあります。

腫瘍の再発

レーザー治療は根本的な治癒を目的としたものではないため、腫瘍が再び増大することがあります。その際は再度レーザー治療を行うことが可能ですが、放射線療法など他の治療法を組み合わせて腫瘍の増殖を抑制することが検討されます。

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