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肺がんは世代から世代へと遺伝しますか?

肺がんは遺伝するのか

肺がんは、乳がんや大腸がんのように世代間で直接受け継がれる遺伝性がんではありません。しかし、稀に遺伝的要因が関与するケースがあります。

1. 遺伝性の遺伝子変異

一部の遺伝子変異は肺がんのリスクを高めます。たとえば、EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子の変異は特定の肺がんタイプに多く見られ、両親のいずれかから受け継がれる可能性があります。

2. 家族歴と遺伝的素因

肺がん自体は直接遺伝しませんが、家族に肺がん患者がいる場合、遺伝的素因があると考えられます。特に第一親等(親や兄弟姉妹)に肺がん患者がいると、リスクがやや上昇します。ただし、家族歴があるからといって必ず発症するわけではありません。

3. 共有される環境要因

肺がんの主な原因は喫煙、受動喫煙、ラドンガス、アスベスト、特定の職業性曝露などの生活習慣・環境要因です。家族全員が同じような喫煙習慣を持っていると、リスクが高まります。これらの環境因子は肺細胞に遺伝子変異を誘発し、がん化につながります。

まとめ

圧倒的に多くの肺がんは遺伝要因ではなく、生活習慣や環境要因が原因です。とはいえ、家族歴が強い場合は遺伝子検査が推奨されることがあります。検査により潜在的な遺伝子変異が判明すれば、リスク管理や個別化治療に役立ちます。

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