リンパ腫の症状とタイプ、リスク要因、治療法
リンパ腫は、体内のリンパ系細胞ががん化し、免疫系に影響を与える疾患です。正常なリンパ系細胞が異常化して急速に増殖することで発症します。診断されたら、がんの進行を防ぐために速やかな治療が必要です。
種類
リンパ腫は大きく分けて「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」の2種類があります。ホジキンリンパ腫は、Reed‑Sternberg細胞が存在することが特徴で、首・腋・鼠径部の無痛性リンパ節腫脹、繰り返す発熱、急激な体重減少、かゆみ、夜間の発汗などが主な症状です。
非ホジキンリンパ腫も同様に首・腋・鼠径部の無痛性リンパ節腫脹がみられますが、加えて皮膚の赤みやかゆみ、発熱、体重減少、倦怠感、夜間の発汗に加え、嘔吐や腹痛、吐き気が現れることがあります。
重要性
上記の症状はリンパ腫以外の病気でも起こり得ますが、早期に発見すれば治療の成功率が高まります。特にリンパ節の腫脹や不明な体重減少が続く場合は、速やかに医師の診察を受けることが重要です。
専門家の見解
リンパ節の腫れやかゆみ、体重減少、倦怠感、発熱、夜間の発汗などの症状がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。早期発見が治療の鍵となります。
リスク要因
リンパ腫の明確な原因は不明ですが、リスクを高める要因があります。非ホジキンリンパ腫のリスク要因は、高齢、B型・C型肝炎ウイルス感染、自己免疫疾患、長期間の有害化学物質への曝露などです。ホジキンリンパ腫は、15〜34歳または55歳以上の年齢層、家族歴、エプスタイン・バーウイルス(EBV)感染がリスクとされています。
予防・治療
ホジキンリンパ腫は主に化学療法と放射線療法で治療されますが、治療法は患者ごとに異なります。非ホジキンリンパ腫も早期診断ができれば治癒が期待でき、同様に化学療法と放射線療法が中心となります。
