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センチネルリンパ節マッピングの概要と手順

センチネルリンパ節マッピングとは

センチネルリンパ節マッピングは、原発腫瘍からのリンパ流出経路をたどり、最初に到達するリンパ節(センチネルリンパ節)を特定し、生検する外科的手技です。がんがリンパ節へ転移しているかどうかを判断し、以降の治療方針を決める重要な情報を提供します。

手術の流れ

通常、外来で行われ、全身麻酔または局所麻酔が施されます。外科医は原発腫瘍近傍に小さな切開を入れ、放射性トレーサーまたは青色染料を腫瘍内に注入します。トレーサーはリンパ系を通ってセンチネルリンパ節に集積します。

その後、ガンマプローブや特殊な光源を用いてセンチネルリンパ節を探し出し、顕微鏡検査のために摘出します。

リスクと合併症

  • 感染
  • 出血
  • 内出血・あざ
  • 腫脹
  • 瘢痕形成
  • 近隣神経や血管の損傷

メリット

センチネルリンパ節が陰性であれば、広範なリンパ節郭清が不要になるため、手術の侵襲性が大幅に低減します。また、がんの転移有無を正確に把握できるため、余計な治療を避け、予後改善につながります。

適応患者

原発腫瘍がリンパ節転移のリスクがあると考えられる患者に推奨されます。外科医は患者の全身状態、がんの種類・ステージを総合的に評価し、センチネルリンパ節マッピングが最適か判断します。

手術後の経過とフォローアップ

手術後は感染や出血などの合併症がないか慎重に観察します。必要に応じて抗生物質や鎮痛薬が処方されます。生検結果は数日以内に判明し、外科医が結果を説明した上で、追加治療の必要性を相談します。

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