腹膜中皮腫とは?その原因・症状・治療法
腹膜中皮腫とは
腹膜中皮腫は、腹腔を覆う薄い組織「腹膜」に発生する稀な悪性腫瘍です。内部臓器の表面を覆う細胞からなる中皮細胞ががん化した、悪性中皮腫の一種です。
主な原因
最も多く報告されている原因はアスベスト繊維への曝露です。細長い繊維が吸入・摂取され、腹膜に蓄積すると細胞を傷つけ、がん化を促進します。
予後と治療
腹膜中皮腫は予後が厳しい病気で、平均余命は12〜18か月とされています。ただし、個々の症例により長く生存するケースもあり、手術、化学療法、放射線療法、温熱化学療法(HIPEC)など、生活の質を向上させる治療法が選択肢としてあります。
主な症状
以下のような症状が現れることがあります。
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 体重減少
- 吐き気・嘔吐
- 下痢または便秘
- 呼吸困難
- 倦怠感
- 発熱
早期受診の重要性
上記の症状が疑われる場合は、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。早期発見・治療は生存率向上につながります。
