眼がんおよび眼窩腫瘍の予後
眼窩腫瘍の概況
成人・小児ともに眼窩に発生する癌は多数あり、予後は発見時の病期、腫瘍の部位、治療への反応によって左右されます。
横紋筋肉腫 (Rhabdomyosarcoma)
小児に最も多く見られる眼窩腫瘍です。局所病変に限られる場合、化学療法と放射線療法により5年生存率は約95%に達します。
バーキットリンパ腫 (Burkitt's Lymphoma)
小児期に頻出するリンパ腫の一種で、増殖が速く再発しやすいタイプがあります。長期にわたる治療が必要です。
リンパ系腫瘍
全眼窩腫瘍の約4〜13%を占め、成人で最も多い悪性眼窩腫瘍です。患者の20〜67%が後に全身性リンパ腫へ進展します。
神経芽細胞腫 (Neuroblastoma)
小児における転移性癌の中で最も頻繁に見られますが、診断時にはすでに進行していることが多く、生存率は15%未満です。
涙腺腫瘍
眼窩に影響を与える涙腺腫瘍は複数のタイプがありますが、最も一般的なのは腺様嚢胞性癌で、死亡率は50%以上です。
