子宮がんについて

子宮肉腫

子宮肉腫は非常に稀で、婦人科がん全体の1%、子宮がん全体の5%未満を占めます。進行が早く、早期に発見しても生存率は50%未満です。

子宮体がん(子宮内膜がん)

子宮体がんは米国で最も一般的な婦人科がんです。異常出血や閉経後出血などの症状により早期に診断されることが多いです。タモキシフェンやプロゲステロンなしのエストロゲン療法を受けている女性はリスクが高まります。予後はステージや腫瘍の組織型に依存しますが、全体的な生存率は高いです。

診断

  • 子宮体がん:子宮内膜生検(診療室で行う小さな組織採取)や子宮拡張・掻爬術(D&C)で診断します。
  • 子宮肉腫:骨盤診察、D&C、子宮内膜生検で発見されることがあります。子宮がんは子宮起源のため、パップスミアで検出されないこともあります。時には他の手術(例:子宮摘出術)中に偶然見つかります。
  • 診断確定後は経腟超音波で腫瘍の範囲を評価し、CT、胸部X線、血液検査などで転移の有無を確認します。

治療

  • 子宮肉腫:子宮と卵巣の摘出、リンパ節郭清、腫瘍減量手術が基本です。疾患が稀なため大規模ランダム化試験が少なく、放射線療法は生存率向上が確認されておらず、化学療法の効果も限定的です。
  • 子宮体がん:子宮全摘出術(全子宮摘出または根治的子宮摘出)と卵巣の摘出が主な治療です。必要に応じてホルモン療法、放射線療法、進行例では化学療法が加えられます。

将来の展望

  • 子宮肉腫:新しい化学療法薬の効果を検証する臨床試験が進行中です。適切な試験への参加は主治医と相談してください。
  • 子宮体がん:予防・早期発見の方法や、転移・再発子宮体がんに対する新規治療法の開発が臨床試験で検討されています。

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