がんはなぜ伝染病とみなされないのか
がんが伝染病でない理由
がんは細菌やウイルスなどの感染性病原体によって引き起こされるものではありません。がんは細胞のDNAに起こる変異が蓄積し、腫瘍として増殖する遺伝性疾患です。これらの変異は自然に起こることもあれば、化学物質・放射線・紫外線などの外的要因によって誘発されます。
がん細胞が他人に移るケースはあるが…
がん細胞が血液や体液、臓器・組織移植を通じて別の人に移行することは報告されています。しかし、これらは「感染症」とは根本的に異なります。受け取った側は感染性病原体を得たわけではなく、外科的にがん細胞や腫瘍組織が移植された結果です。
したがって、がんは伝染病とは区別され、感染症のように「自然に広がる」ものではありません。
