卵巣がんに伴う脇腹の痛みとその見分け方
脇腹(わきばら)は、肋骨から骨盤にかけて腹部の側面に位置する領域です。この部位の痛みは骨盤痛とも呼ばれ、女性が経験した場合は卵巣がんの可能性も含め、早めに医師に相談することが重要です。
誤診の可能性
脇腹の痛みは卵巣がん以外にも、過敏性腸症候群(IBS)、腎結石、脊椎関節炎、椎間板疾患、筋肉痙攣など様々な原因で起こります。
警戒すべきサイン
- 鋭い刺すような激しい痛みが骨盤部にあり、動作と関係なく続く場合。
- 痛みが外陰部へ放散する、または放射する場合。
- 吐き気・嘔吐・発熱・血尿などの症状が同時に現れると、より重篤な疾患が疑われます。
卵巣がんの症状とリスク
カイザー・パーマネント社の研究によると、脇腹の痛みを訴える女性の13.0倍が卵巣がんの検査を要する可能性があると報告されています。特に、痛みとともに月経異常や食欲低下がある場合は、早期の卵巣がんを疑うべきです。
卵巣がんの検査方法
- 骨盤診察を含む身体検査で必要性を判断。
- 超音波検査、下部消化管造影、CTスキャン。
- 血液検査(CA-125)や経膣超音波、必要に応じて生検。
治療法
- 手術:子宮全摘出+両側卵管卵巣摘出、腫瘍減量手術、リンパ節切除。
- 化学療法:腹腔内・静脈内投与。
- 放射線療法:腹腔内・外部照射。
- 免疫療法など、症例に応じた追加治療。
