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がんの寛解と治癒の違い

がんは、細胞が異常に増殖し、制御できなくなる疾患です。治療によりがんがコントロールされると「寛解」と呼ばれますが、寛解と治癒は異なる概念です。

がんの寛解

寛解とは、治療が効果を示し、がんが検出できないか、増殖が抑えられた状態を指します。寛解には「部分寛解」と「完全寛解」の2種類があります。

部分寛解

化学療法などの治療によりがん細胞が50%以上減少した状態です。この段階でもがんは体内に残っていますが、病勢は大幅に改善されています。

完全寛解

検査でがんが検出されず、腫瘍が消失した状態です。ただし、微小ながん細胞が残っている可能性があるため、治療は継続し、定期的な検査が必要です。

治癒

がんが5年以上再発せず、日常生活に支障がない状態を「治癒」と呼びます。治癒と診断された患者でも、定量的なフォローアップは推奨されます。

安定化

寛解と治癒の間に位置する状態で、病状が安定しているか、治療効果が十分でないかを示します。治療の継続や変更が検討されることがあります。

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