卵巣がんと高プロラクチン血症の関係と症状
過剰な男性ホルモン(アンドロゲン)が分泌される状態を「高アンドロゲン血症」と呼びます。副腎や卵巣の腫瘍、特に卵巣がんが原因となることがあります。この状態は、プロラクチンが過剰に分泌される「高プロラクチン血症」とも関係しており、女性に様々な症状を引き起こします。
月経異常
- プロラクチンが高くなると排卵が抑制され、月経周期が不規則になるか、完全に停止する(無月経)ことがあります。
無月経・乳汁分泌症候群(アメノレア・ガラクトレア症候群)
- 妊娠や授乳中でなくても、月経がない状態で乳汁が分泌されることがあります。これはプロラクチンが高いために起こります。
生殖機能への影響
- 血中プロラクチンが増加すると卵巣ホルモンが低下し、不妊、膣乾燥、性欲低下、性交痛、倦怠感などが現れます。
男性化症状(高アンドロゲン血症)
- 体毛の過剰な増加や声の低下など、男性的特徴が現れることがあります。これは高プロラクチン血症と卵巣がんが引き起こす高アンドロゲン血症が原因です。
骨密度低下(骨粗鬆症)
- エストロゲンが不足するとカルシウムの吸収が妨げられ、骨密度が低下します。高プロラクチン血症はエストロゲン低下を招き、結果として骨粗鬆症のリスクが高まります。
以上の症状が見られる場合は、卵巣がんやホルモン異常の可能性があるため、早期の医療機関受診が重要です。
