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卵巣内に存在する代表的な卵胞の種類と名称

卵巣内の主な卵胞の種類

1. 原始卵胞(Primordial Follicle)

卵巣に最も早い段階で存在する卵胞です。未成熟卵子が一層の扁平な顆粒細胞に包まれています。

2. 原始卵胞(Primary Follicle)

原始卵胞が成長し始めた段階です。顆粒細胞が立方形に変化し、増殖して数層を形成します。

3. 二次卵胞(Secondary Follicle)

顆粒細胞の増殖がさらに進み、卵子を取り囲む「卵丘(cumulus oophorus)」が形成されます。同時に、卵胞内部に液体で満たされた腔(卵胞液腔、antrum)が出現します。

4. 成熟卵胞(Graafian Follicle)

二次卵胞がさらに拡大し、成熟したGraafian卵胞となります。卵胞液腔が大きく広がり、卵丘は「放射冠(corona radiata)」と呼ばれる形に変化します。この段階で卵胞は排卵の準備が整い、卵子は卵管へ放出されます。

5. 退化卵胞(Atretic Follicle)

発育途中で多くの卵胞は退化し、細胞死が起こります。これらは退化した顆粒細胞や卵子を持つ構造として観察され、退行卵胞と呼ばれます。

その他の稀な卵胞タイプ

原始卵胞が複数の卵子を含む「多卵原始卵胞(polyovular follicle)」や、顆粒細胞層が異常に多い卵胞、発育過程で異常を呈する卵胞など、稀に観察されるタイプも存在します。

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