卵巣がんに伴う神経症状
卵巣がんが進行すると、がん細胞が産生する物質が血流に乗って全身に広がり、卵巣とは直接関係のない神経症状を引き起こすことがあります。これは副腫瘍性症候群(パラネオプラスティック症候群)と呼ばれ、診断前後に現れることがあります。
しびれ(チクチク感)
化学療法や手術後でも、手足にチクチクとした感覚が続く女性がいます。
運動失調(アタキシア)
筋力低下や筋緊張の低下ではなく、筋肉の協調が乱れ、手足の動きが不正確になることがあります。
多発性末梢神経障害(ポリニューロパチー)
末梢神経の機能が低下し、筋力低下、反射低下、感覚消失などの症状が現れます。
めまい(ヴァーティゴ)
周囲が回転している、または動いているように感じるめまいが起こります。
構音障害(ディサルチア)
舌や唇の筋肉が弱まったり麻痺したりし、話す際に言葉が不明瞭になることがあります。
これらの症状はがんそのものではなく、がんが産生する物質が神経系に影響を与えることが原因です。症状が疑われる場合は、専門医に相談し適切な検査と治療を受けることが重要です。
