放射線治療後の副作用はどれくらい続きますか?
放射線治療の概要
米国国立がん研究所(NCI)によると、放射線治療にはさまざまな形態があり、治療の目的や部位に応じて使い分けられます。例えば、がんの部位に正確に照射する外部ビーム治療や、体内深部まで放射線を届かせる内部放射線治療(ブラキセラピー)などがあります。
副作用の持続期間
米国がん協会(ACS)によれば、放射線治療後の副作用は多くの場合、治療終了後数週間で軽減します。ただし、一部の副作用は永久的であったり、治療後数か月~数年経ってから現れることもあります。
短期的な副作用の例
- 頭部や頸部に放射線を照射した場合、治療後数週間にわたり口腔内の炎症(口内炎)が続くことがあります。
長期的な副作用の例
- 女性が骨盤部に放射線治療を受けた場合、数か月続く膣潰瘍が生じることがあります。
- 脳に放射線を照射した場合、治療後数か月から数年の間に放射線壊死(脳組織の大規模な細胞死)が起こることがあります。
永久的な副作用の例
- 精巣に放射線治療を行うと、精子産生が永久に失われ、不妊になることがあります。
