顔にできやすい皮膚がんの種類と予防法
米国がん協会(ACS)のデータによれば、皮膚がんは米国で最も多く診断されるがんです。日光曝露と皮膚がんには直接的な因果関係があり、特に顔は常に日光にさらされやすいため、がんが発生しやすい部位です。毎年約110万人が皮膚がんと診断され、その大半は早期に治療すれば高い治癒率が期待できます。
主な3種類の皮膚がん
基底細胞がん(Basal‑Cell Carcinoma)
非メラノーマ系皮膚がんの代表格で、年間約100万人が罹患します。顔にできやすく、光沢のある小さな腫瘤や白っぽいワックス状の傷として現れます。暗い肌色の人では茶色や黒色の隆起になることもあります。早期に発見すれば簡単に治癒できます。
扁平上皮がん(Squamous‑Cell Carcinoma)
非メラノーマがんの約10%を占め、基底細胞がんと同様に早期発見で高い治癒率が期待できます。顔にできる形態は、硬く赤い腫瘤、白色の口内潰瘍、または徐々に鱗屑を伴う平坦な病変です。
メラノーマ(Melanoma)
皮膚がんの中で最も致死率が高く、年間8千~9千人が死亡しています。早期に治療すれば予後は良好です。主な警告サインは、既存のほくろの形や色の変化、または皮膚上に不自然な新しい腫瘤が現れることです。まれに眼球の網膜や鼻・口腔の粘膜に異常増殖として現れることがあります。疑いがある場合は速やかに医療機関を受診してください。
リスク低減のためにできること
日光曝露が増えるほど皮膚がんの発生率は指数関数的に上昇します。リスクを下げるには、次の対策が有効です。
- 屋外にいる時間をできるだけ短くする。
- SPF15以上の日焼け止めを適切に塗布する。
- 長袖・帽子・サングラスなどで肌をできるだけ覆う。
- 日焼けサロンやタニングブースの利用を避ける。
