メラノーマ(黒色腫)の治療
メラノーマは皮膚の色素細胞(メラノサイト)に発生する悪性腫瘍です。成人に多く見られますが、小児でも発症します。男性は胴体、女性は四肢に好発する傾向があります。
考慮事項
早期にメラノーマが発見された場合、局所的で薄い腫瘍であれば外科手術により高い治癒率が期待できます。
手術
まず腫瘍を外科的に切除します。切除は外来で行われ、傷跡は小さく、時間とともに目立たなくなります。
専門家の見解
腫瘍とともに周囲の健康組織を一定範囲で切除します(マージン)。近年は余分な組織をできるだけ残す狭いマージンが推奨されています。
検査
メラノーマがリンパ節へ転移すると全身へ広がる可能性があります。医師は触診で腋窩や鼠径部などのリンパ節を確認し、必要に応じて画像診断や生検を実施します。
除去
リンパ節に腫れが認められた場合、センチネルリンパ節生検や完全リンパ節切除が行われ、病理検査で悪性細胞の有無を確認します。
免疫刺激・化学療法
手術後は免疫チェックポイント阻害薬などで免疫系を活性化し、再発リスクを低減します。必要に応じて化学療法も併用されます。
