局所皮膚がんの治療法は?
皮膚がんは最も一般的ながんの一つですが、特に局所にとどまっている場合は治癒率が非常に高く、80%以上の治癒が期待できます。局所皮膚がんとは、がんが皮膚の病変部位から他の部位へ転移していない状態を指します。治療方法はがんの種類や医師の判断により異なりますが、主に以下の方法が用いられます。
必要なもの
- 外科的切除用器具
- キュレッタ(掻爬器)
- 液体窒素(凍結手術用)
- 顕微鏡
- 外科用レーザー装置
- 皮膚がん治療の経験がある医師
治療手順
-
切除(エキシジョン)
腫瘍を周囲の正常組織を少量含めて外科的に切除します。良性腫瘍でも、がん化の可能性がある場合は同様に行われます。
-
凍結手術(クリオサージェリー)
液体窒素で病変部位を凍結し、がん細胞を死滅させます。痛みはほとんどなく、凍結後に痛みや腫れが出ることがあります。
-
キュレッタージ+電気乾燥(エレクトロデシケーション)
まずキュレッタでがん組織を削り取り、続いて電流を流して残存組織を乾燥・止血し、がん細胞を除去します。
-
モーズ手術
薄い組織層を順次切除し、顕微鏡でがん細胞の有無を確認しながら進める高度な手術です。がんが見つかればさらに切除し、すべてのがん組織が除去されるまで繰り返します。
-
レーザー手術
レーザー光線でがん細胞を焼灼し、同時に周囲組織を凝固させて止血します。適応は限られますが、特定の症例で利用されます。
