CTスキャンで骨に見える斑点の原因は?
CTスキャンで骨に斑点が映ることがありますが、原因はさまざまです。以下に主な原因と特徴をまとめました。
骨腫瘍
骨腫瘍はCTで斑点状に映ります。良性腫瘍(例:骨腫)は癌ではなく治療を要しませんが、悪性腫瘍(例:骨肉腫)は癌性で、外科手術や化学療法などの積極的な治療が必要です。
骨折
骨折部位も斑点として認められます。新しい骨折は密度が低下した領域として、古い骨折は骨が硬くなるため密度が高くなる領域として映ります。
骨髄炎(オステオミエリチス)
骨の感染症である骨髄炎は、腫脹や圧痛を伴いながらCTに斑点を呈します。感染の有無や範囲を評価するために、血液検査やMRIが併用されます。
無血管性壊死(AVN)
骨への血流が途絶えると、組織が壊死し、特に股関節・膝関節・肩関節でCTに斑点が現れます。早期発見が関節置換術などの治療につながります。
パジェット病(骨の変形性疾患)
骨の再構築が異常になるパジェット病は、頭蓋骨・骨盤・脊椎などで斑点状の変化を示します。症状が進行すると骨の変形や痛みが出ます。
CTで斑点が見つかった場合は、原因を特定するために医師の診察が必要です。必要に応じてMRIや骨生検などの追加検査が行われます。
