検査で白血球が増えるのはなぜですか?
白血球増加(白血球増多症)とは
白血球(白血球)は免疫系の重要な構成要素で、感染や異物に対抗します。感染や炎症などで免疫系が活発になると、骨髄は白血球を多く産生し、血中に放出します。この結果、血液検査で白血球数が高く(高白血球)検出されます。
白血球が増える主な原因
1. 感染症
・細菌感染:肺炎、尿路感染、敗血症などで白血球が増加します。
・ウイルス感染:インフルエンザや伝染性単核球症など、一部のウイルス感染でも白血球数が上昇します。
2. 炎症
・慢性炎症性疾患:関節リウマチ、炎症性腸疾患、クローン病などは長期にわたり白血球数を上げます。
・急性炎症:重度の外傷、やけど、膵炎などで急激に白血球が増加します。
3. 血液疾患
・白血病:血液・骨髄のがんで、異常に白血球が増える代表的な疾患です。
・その他の血液疾患:真性多血症や鎌状赤血球症などでも白血球数が上がることがあります。
4. ストレスや特定の薬剤
・身体的・精神的ストレス:激しいストレスや過度の運動で一時的に白血球が増えることがあります。
・薬剤:コルチコステロイドは白血球数を上げ、リチウムや化学療法薬も副作用として白血球増加を引き起こすことがあります。
診断と対処
白血球数の増加だけで疾患は特定できません。原因を明らかにし、適切な治療を行うためには、医師による追加検査や総合的な評価が必要です。
