Papスミア後に骨盤内診が行われる理由は?
1. 病歴聴取と視診
医師はまず、既往歴、月経・性歴、現在の症状を確認し、外陰部を目視で異常がないかチェックします。
2. スペックラム検査
小さな器具(スペックラム)を膣内に挿入し、膣壁を開いて子宮頸部を観察します。この状態で子宮頸部から細胞を採取し、Papスミア(子宮頸がん検査)を実施します。
3. 両手骨盤診(BPE)
Papスミアの採取が終わったら、医師は潤滑剤を塗った指を1本または2本膣内に入れ、もう一方の手で腹部を押さえて骨盤内臓器の大きさ・形・位置を評価します。子宮、卵巣、卵管、周囲組織の状態を総合的に確認する重要なステップです。
4. 直腸膣検査(任意)
必要に応じて、直腸と膣の間を指で触診し、出血や腫瘤などの異常がないか調べます。
5. 乳房診(女性の場合)
総合的な健康チェックの一環として、骨盤検査の後に乳房の触診を行い、しこりや形状・質感の変化を確認します。
検査の順序は、患者さんの病歴や医師の判断により多少変わることがありますが、上記が一般的な流れです。
