未分化甲状腺がんの治療法は?
未分化甲状腺がん(アナプラスティック甲状腺がん)は、甲状腺に発生する悪性腫瘍です。甲状腺は喉仏のすぐ後ろ、首に位置しています。米国がん協会の推計によると、2009年に甲状腺がんで約1,630人が死亡するとされています。
診断
- 画像検査(超音波、CT、MRI など)
- 血液検査(甲状腺機能検査や腫瘍マーカー)
- 組織生検(細胞診・組織診)
治療法
- 甲状腺全摘出術:甲状腺を外科的に除去します。
- 放射線療法:外部ビーム放射線(EBRT)や放射性ヨウ素療法が行われます。
- 化学療法:新しいがん細胞の増殖を抑制します。
- ホルモン療法:甲状腺ホルモンの補充や抑制を行います。
- ヨウ素療法:甲状腺がヨウ素を取り込む性質を利用し、放射性ヨウ素でがん細胞を破壊します。
ヨウ素療法
放射性ヨウ素は甲状腺が体内のヨウ素を吸収する特性を利用し、がん細胞を選択的に破壊します。甲状腺がヨウ素を集めるため、効果的な治療法とされています。
化学療法
化学療法は通常、外部ビーム放射線療法(EBRT)と併用されます。がん細胞の増殖を抑える効果がありますが、完全に死滅させるわけではありません。
外部ビーム放射線療法(EBRT)
高エネルギーの放射線ビームを用いて、甲状腺内で増殖するがん細胞を直接破壊します。
