甲状腺実質とは何か?

甲状腺実質の構造

甲状腺実質は、甲状腺の主な組織である濾胞(ろほう)から構成されています。各濾胞は、単層の立方上皮細胞で囲まれた中心腔(ルーメン)を持ち、そこにはコロイドと呼ばれるタンパク質が豊富な液体が充満しています。コロイドには、甲状腺ホルモンであるチロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)が含まれています。

濾胞の上皮細胞は、これらのホルモンを合成・貯蔵し、必要に応じて血流へ放出します。

実質の機能

甲状腺実質は甲状腺全体の体積の大部分を占め、甲状腺ホルモンの産生と分泌という主要な役割を担っています。分泌されたホルモンは、体内の代謝、成長、発達、エネルギー産生など多岐にわたる生理機能を調整します。

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