甲状腺がんと診断されたら、次にすべきことは?
1. 内分泌科医との相談
主治医からホルモン系疾患の専門医である内分泌科医へ紹介されます。甲状腺がんの経験が豊富な医師が治療方針を説明してくれます。
2. 追加検査
がんの広がりを評価するため、以下の検査が行われることがあります。
- 頸部超音波:甲状腺と近くのリンパ節を観察。
- 放射性ヨード取り込み検査:甲状腺機能と異常組織の有無を確認。
- 細胞診(細針吸引生検):疑わしい部位から細胞を採取し、病理検査。
3. がんのステージング
検査結果をもとにがんのステージが決定されます。ステージは病期の進行度を示し、治療方針の重要な指標となります。
4. 治療法
分化型甲状腺がんの主な治療は甲状腺全摘手術です。ステージやリスクに応じて、以下の追加治療が検討されます。
- 放射性ヨード療法:残存甲状腺組織やがん細胞を破壊。
- 甲状腺ホルモン抑制療法:甲状腺ホルモンの産生を抑え、再発を防止。
- 外部ビーム放射線療法:特定部位に対して行うことがあります。
5. フォローアップ
治療後は内分泌科医の定期的な診察が必要です。甲状腺ホルモン値の管理、がんの再発チェック、副作用の対応を行います。
不安や疑問は遠慮せずに医療チームに相談しましょう。多くの患者さんが適切な治療で健康な生活を取り戻しています。
