甲状腺がんのステージを知る方法

はじめに

甲状腺がんは、喉仏のすぐ下にある甲状腺に発生するがんで、適切な治療を受ければ高い治癒率が期待できます。米国がん委員会(AJCC)が定めたステージ分類は、腫瘍(T)、リンパ節(N)、転移(M)の3つの要素で構成され、Ⅰ〜Ⅳのローマ数字で示されます。

甲状腺がんのステージ分類

T(腫瘍)ステージ

腫瘍が甲状腺内にとどまっている段階です。サイズは2cm未満から4cm以上まで幅があります。4cmを超える大きさになると、腫瘍が脊椎に向かって伸び始めることがあります。

N(リンパ節)ステージ

がんが甲状腺から近くの頸部リンパ節へ転移した段階です。進行すると、頸部リンパ節から上部縦隔のリンパ節へと広がります。

M(転移)ステージ

がんがリンパ節を経て全身へ拡がり、骨や内臓など遠隔臓器に転移した状態です。

ステージ別の予後と生存率

ステージⅠ・Ⅱは5年生存率が非常に高く、Ⅲでも比較的高い生存率が報告されています。ステージⅣになると、生存率は50%未満に低下します。自分のがんがどのローマ数字のステージに該当するかを医師と確認し、治療方針を検討しましょう。

治療前にできること

  • バランスの取れた食事を心がけ、栄養状態を整えることで、治療後の副作用リスクを軽減できます。
  • 甲状腺がんの種類や年齢によりステージの進行度合いが異なるため、主治医や腫瘍専門医に詳しく相談しましょう。

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