猫アレルギーに効く薬と対策
はじめに
アレルギーは体内の免疫システムが環境中の物質を有害と誤認し、ヒスタミンなどの化学物質を放出して起こります。猫の皮膚から剥がれ落ちるフケ(ダンダー)は、猫アレルギーの人のヒスタミン放出を誘発しやすく、症状を和らげるための薬や対策がいくつかあります。
市販の抗ヒスタミン薬
ベナドリル(ジフェンヒドラミン)
- 成分:ジフェンヒドラミン。子ども用から大人用までさまざまな剤形がある。
- 効果:猫アレルギーの鼻水・くしゃみ・かゆみを緩和。
- 副作用:眠気、めまい、消化不良、胸焼けなどが起こることがあります。
クラリチン(ロラタジン)
- 成分:ロラタジン。1993年に処方薬として、2002年にOTCとして承認された。
- 効果:鼻症状や目のかゆみを軽減。
- 副作用:頭痛、眠気、口の乾きが報告されています。
ジルテック(セチリジン)
- 成分:セチリジン。大人用・子ども用の錠剤やシロップがある。
- 効果:猫アレルギー症状全般に有効。
- 副作用:眠気、心拍数の増加、混乱、視覚障害がまれに現れます。
処方薬
- ステロイド系抗炎症薬(経口または点鼻薬)は、抗ヒスタミン薬で副作用が強い人に処方されることがあります。
- 副作用が少ない新しい抗ヒスタミン薬も医師の判断で処方されます。
- 症状が重い場合は、毎日服用する錠剤や、定期的に行うアレルギー免疫療法(アレルギーショット)が有効です。
ハーブ・自然療法
- イラクサ(刺しネトル)=カプセルや乾燥葉で摂取。
- その他、甘草根、カイエンペッパー、フェヌグリーク、アイブライトなどが報告されています。
- ハーブは単体よりも複数を配合したブレンドが効果的なことが多く、薬局や自然食品店で相談すると良いでしょう。
