アルツハイマー病治療薬の開始手順

はじめに

家族にアルツハイマー病の既往がある、または実際に身近な人がこの病と闘っていると、診断は非常に不安を伴います。根本的な治療法はまだありませんが、病状の進行を遅らせる薬は存在します。本記事では、薬の服用を始める際の具体的なステップをご紹介します。

薬を始める手順

  1. 医師の診断を受ける:本人や家族の記憶障害が、方向感覚の喪失、混乱、性格変化など他の認知機能の変化と併発している場合は、アルツハイマー病の可能性があります。まずは専門医を受診し、正確な診断と処方を受けましょう。

  2. 服薬管理ツールを準備する:処方された薬は毎日欠かさず服用する必要があります。忘れが心配な場合は、毎晩目につく場所に置く「ピルリマインダー」やスマートフォンのアラームを活用しましょう。

  3. 就寝前に服用する:多くの薬は夜寝る前の服用が推奨されていますが、胃腸への負担が気になる方は食後に服用しても構いません。食事と一緒に摂ることで副作用が軽減されるケースもあります。

  4. 勤務中の副作用を避けるため、金曜の夜から開始する:まだ働いている方は、金曜日の夜に服薬を開始すると、週末に副作用が現れた場合でも平日の仕事に支障をきたしにくくなります。特に強い不安感、吐き気、下痢などは仕事中に起きると大きなストレスになるためです。

  5. 薬の備蓄を確保する:薬が切れてしまうと服用が途切れ、再開時に副作用が再発する恐れがあります。常に数日分の余裕を持って在庫を管理し、切れそうになったら早めに薬局へ問い合わせましょう。

認知症 - 関連記事