脳動脈瘤の主な症状と注意点
脳動脈瘤(脳内の血管が異常に拡張した状態)は、破裂すると出血性脳卒中を引き起こす危険があります。破裂していない場合でも、生活習慣の改善や薬物治療、手術で管理が可能です。症状が現れたら速やかに医療機関を受診しましょう。以下は、メイヨークリニックや米国国立医学図書館、国立神経障害研究所の情報をもとにした主な症状です。
激しい頭痛
破裂した脳動脈瘤は、突然の激しい頭痛を引き起こします。患者は「人生で最も強い頭痛」と表現することが多く、緊急治療が必要です。破裂後の死亡率は約50%と高いため、重度の頭痛を感じたらすぐに救急車を呼びましょう。
気分・性格の変化
破裂に伴い、急に気分が不安定になったり、性格が変化したりすることがあります。衝動的な行動や子どもっぽい振る舞い、イライラしやすくなる、過度の眠気などが報告されています。
筋肉機能の障害
脳動脈瘤が破裂すると、筋肉のコントロールが急に失われることがあります。まぶたを完全に開けられない、顔の一側が麻痺する、突然の脱力感やしびれ、運動協調障害などが現れます。
神経機能の変化
意識が混濁したり、言語が理解できなくなったりすることがあります。位置や大きさによっては、発作(痙攣)を起こすこともあります。
痛み
頭部や上半身に突然の痛みが走ります。大きな未破裂動脈瘤は眼の奥や眼球自体に痛みを生じさせ、破裂後は首の痛みやこわばりがみられます。
視覚障害
未破裂動脈瘤は瞳孔を拡大させ、明るい光での視界が悪くなります。徐々にぼやけや二重視が進行し、破裂すると急激に視力が低下したり失明したりすることがあります。
以上の症状が疑われる場合は、直ちに医療機関での診断と適切な治療を受けることが重要です。
