天然痘の原因は何ですか?

原因

天然痘はバリオラウイルス(variola virus)だけが原因となる感染症です。ウイルスは非常に感染力が強く、以下のような経路で広がります。

  • 直接接触:感染者の呼吸飛沫、唾液、皮膚病変に触れることで感染します。
  • 汚染された物品への接触:衣類、寝具、医療器具などに数日間ウイルスが残存し、触れた手で顔や目に触れると感染します。
  • エアロゾル化:稀にウイルスが空気中に拡散し、長距離にわたって感染が拡大することがあります。主に感染者が多数いる病院などで報告されています。

症状

ウイルスに曝露してから10〜14日後に症状が出ます。初期症状は以下の通りです。

  • 発熱
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 背部痛
  • 倦怠感
  • 食欲不振

数日後に顔に発疹が現れ、全身に広がります。発疹は小さな赤い斑点から始まり、すぐに水疱へと変化し、破裂してかさぶたになります。

治療法

特効薬はありませんが、症状を和らげる対症療法が行われます。

  • 安静
  • 十分な水分補給
  • 解熱鎮痛剤
  • 二次感染に対する抗生物質

予防

最も有効な予防はワクチン接種です。天然痘ワクチンは安全で生涯免疫を与えます。米国では一般的な接種は終了していますが、研究所の職員や医療従事者など高リスク群には推奨されています。

天然痘は致死率が高い危険な疾患ですが、ワクチン接種により防ぐことが可能です。疑問があれば医師に相談してください。

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