大動脈瘤の治療法は?
大動脈瘤の治療は、瘤の大きさ・部位、患者さんの全身状態によって決まります。
治療の選択肢
経過観察(ウォッチフル・ウェイティング)
瘤が小さく症状が出ていない場合は、定期的に超音波やCTでサイズをチェックしながら経過観察が選ばれます。
薬物療法
血圧やコレステロールをコントロールする薬を処方し、血栓などの合併症リスクを低減させます。
外科的治療
瘤が大きくなったり症状が出た場合は、手術で患部を修復または置換します。主な手術法は次の2つです。
開胸・開腹手術
胸部または腹部に大きな切開を行い、直接瘤を取り除き人工血管で置換します。
血管内ステント留置術(EVAR)
鼠径部の小さな切開からステントグラフトを血管内に挿入し、瘤部を強化して破裂を防ぎます。侵襲が少なく回復が早いのが特徴です。
最適な治療法は、医師が患者さんと十分に相談し、瘤の形状・進行度・全身状態を総合的に評価して決定します。
