胸水がある場合、胸部ドレーン(チューブ)挿入はいつ必要か
胸部チューブ挿入(胸腔ドレナージ)とは
胸部チューブ(胸腔ドレーン)を胸壁から胸腔(肺と胸壁の間)に挿入し、液体や空気を排出する手技です。
胸部チューブが必要となる主な状況
・気胸:肺が虚脱している状態で、胸腔内の空気を除去し肺を再膨張させます。
・血胸:胸腔内に血液が溜まった状態で、血液を排出し出血を抑制します。
・膿胸:胸腔内が感染している場合、膿を排出し抗生物質の効果を高めます。
・外傷性胸部損傷:刺傷や銃創などで肺や血管が損傷し、液体や空気がたまったときに排除します。
・胸部手術後:肺葉切除などの手術後に、胸腔内の液体や空気を排出し肺の再膨張を助けます。
手技の特徴と効果
胸部チューブ挿入はベッドサイドで比較的簡単に実施でき、患者への負担も少なく、症状の緩和に大きく寄与します。
