大動脈瘤の手術はいつ行うべきか?
大動脈瘤とは
大動脈は心臓から全身へ血液を運ぶ太い動脈で、そこにできる膨らみ(瘤)を大動脈瘤と言います。瘤が大きくなると破裂し、致命的な出血を引き起こす危険があります。
手術が必要になるタイミング
大動脈瘤の手術は、主に以下の条件を満たしたときに検討されます。
- 瘤の直径が5〜6センチメートル以上になる場合
- 瘤が急速に拡大していると判断された場合
- 胸や背中の痛みなど症状が出現した場合
手術の方法と部位
瘤の位置に応じて、手術は腹部(腹部大動脈瘤)、胸部(胸部大動脈瘤)、または背部から行われます。近年は、カテーテルを用いた血管内修復(EVAR/TEVAR)も一般的です。
手術の流れ
手術中は外科医が瘤部分を切除し、人工血管(グラフト)で置換します。グラフトは大動脈の強度を回復させ、破裂リスクを低減します。
手術の成績
大動脈瘤修復手術は高度な技術が必要ですが、成功率は高く、術後の生存率は90%以上と報告されています。多くの患者が手術後に通常の生活を送ることが可能です。
