摂食障害(拒食症)治療プログラム
摂食障害(拒食症)とは
摂食障害のひとつである拒食症は、男性・女性を問わず食事摂取を極端に制限する病です。患者は1日に何度も嘔吐したり、下剤や代謝を上げる薬を使用したり、過度な運動を行い、周囲に「問題はない」と誤認させようとします。身体・心・精神のすべてに影響を及ぼし、通常体重の15%以上減少することが多く、長期化すれば臓器不全に至り命に関わります。
しかし、適切な治療プログラムを受けることで回復は可能です。本稿では代表的な治療施設と選び方のポイントをご紹介します。
治療プログラムの特徴
治療アプローチは多様で、どれが最適かは個々の症状や環境により異なります。医師や家族、友人、精神的支援者と相談しながら、自分に合ったプログラムを見つけることが重要です。
以下に挙げる施設は全国的に知られる例であり、特定の施設やプログラムを推奨するものではありません。
Remuda Ranch(レムダ・ランチ)
アリゾナ州とバージニア州に拠点を持つ「Remuda Programs for Eating Disorders」では、これまでに約9,000名の患者を治療しています。公式によれば、退院後も95%が回復を維持しています。プログラムは45〜60日間で、心・体・精神を統合的にケアするホリスティック方式を採用しています。
The Renfrew Center(レンフルー・センター)
ペンシルベニア州フィラデルフィアをはじめ、フロリダ、ニューヨーク、コネチカット、ニュージャージー、ノースカロライナ、テネシー、テキサス、メリーランドなどに女性向けメンタルヘルスセンターを展開しています。1985年にフィラデルフィアで開設された同センターは、米国初の女性専用摂食障害住宅施設として知られ、全国規模の専門家ネットワークも提供しています。
Walden Behavioral Care(ウォルデン・ビヘイビオラル・ケア)
マサチューセッツ州ウォルサムとノーサンバーランドに拠点を持ち、摂食障害と精神疾患の双方を治療しています。ホリスティックなアプローチで、患者一人ひとりの健康ニーズに合わせたケアを実施しています。
治療施設の選び方
米国内には多数の拒食症治療施設がありますが、選択は症状の重症度や個別のニーズに応じて行うべきです。女性向け健康センターの調査によると、入院型(レジデンシャル)施設が最も効果的とされています。選ぶ際に確認すべきポイントは次のとおりです。
- 心理評価と治療
- グループ・個別セラピー
- 家族療法
- 栄養指導とフィットネスプログラム
- ホリスティック治療
- 必要に応じた医療介入
- 退院後のフォローアップ
