神経性食欲不振(AN)は、主に10代後半から若い女性に多く見られる摂食障害です。必要最低限の食事しか取らず、時には食事を完全にやめてしまうこともあります。治療は、本人の思考や感情に働きかけることが中心となります。
症状
- 食後に意図的に嘔吐したり、体調を崩す行動をとる。
- 極端なダイエットや過度な運動で体重を減らそうとする。
- 危険なほど低体重でも自分は「太っている」または「肥満だ」と感じる。
回復率
- 神経性食欲不振の回復率は約40%とされています。
- 回復したとされる人の約30%は、将来的に再発や残存症状に悩むことがあります。
原因
- 単一の原因はなく、うつ病やストレスが発症のきっかけになることが多い。
- 家族内での虐待、性的虐待、または家族歴に同様の摂食障害がある場合もリスクが高まります。
警戒サイン
- 他人の前で食事を取らない。
- 常に倦怠感を訴え、記憶力や集中力が低下する。
- うつ状態や日常生活への興味・関心の喪失が見られる。
治療法
- まずは入院治療で栄養・水分を補給し、身体状態の安定を図ります。
- 認知行動療法などの心理療法で、体に対する歪んだ認識や食行動を修正します。
- 必要に応じて薬物療法や家族療法を組み合わせ、長期的なサポートを行います。
