食欲不振は死亡リスクを高めるのか?

神経性無食欲症(アノレキシア・ニューローザ)とは

神経性無食欲症は、食事摂取を極端に制限したり、過度の運動を行うことで、深刻な栄養不良に陥る精神疾患です。適切な栄養が取れない状態が続くと、脱水や電解質バランスの乱れが生じ、生命に関わる合併症を引き起こします。

主な合併症と死亡リスク

心不全:心筋のエネルギー不足や電解質異常により心拍リズムが乱れ、致命的な不整脈が起こります。
腎不全:脱水と低血圧が腎臓に負担をかけ、機能低下を招きます。
呼吸不全:筋肉の萎縮と酸塩基平衡の崩れが呼吸機能を阻害します。

さらに、精神的苦痛や自己価値感の低下から自殺リスクも著しく上昇します。これらの要因が重なり、神経性無食欲症は死亡率が高い疾患とされています。

早期発見と治療の重要性

症状が軽度でも専門医による評価と、栄養管理・心理療法・必要に応じた薬物治療を組み合わせた総合的なアプローチが不可欠です。早期に介入すれば、合併症の進行を防ぎ、回復の可能性を大きく高めることができます。

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