ステータス・アスムティカス(重篤な喘息発作)
リスク要因
子どもから大人までステータス・アスムティカスを発症する可能性があります。喘息の管理が不十分で頻繁に症状が悪化する人はリスクが高く、低所得層は医療へのアクセスが限られるため特に注意が必要です。また、過去にステータス・アスムティカスを経験した人は再発リスクが高いとされています。
原因
さまざまなトリガーが喘息発作を引き起こし、同様にステータス・アスムティカスへと進行することがあります。代表的なトリガーは花粉やハウスダストなどのアレルゲン、寒冷環境、激しい運動、呼吸器感染症などです。
症状
極度の息切れ、喘鳴(ぜんめい)、咳、そして不安感が主な症状です。症状が進行すると気道が著しく狭くなり、喘鳴が聞こえなくなることがあります。酸素不足により皮膚が青紫色になることや、呼吸音が消失することもあります。最悪の場合、呼吸停止や心停止に至ります。
治療
まず、ネブライザーを用いた気管支拡張薬で気道を広げます。続いて、炎症を抑えるためにステロイド薬を投与します。酸素飽和度が低下した場合は酸素吸入が行われ、呼吸不全に陥った場合は気管チューブ挿管と人工呼吸器によるサポートが必要です。
予防・対策
喘息発作の初期段階で速やかに治療を開始し、ステータス・アスムティカスへの進行を防ぎます。医師の指示に従い、救急用の速効性気管支拡張薬と長期管理薬を正しく使用することが重要です。また、個々のトリガーを把握し、回避策を講じることも予防につながります。
