子どものシングルエア使用に伴うリスク
喘息やアレルギーのある子どもに長期的に処方されるシングルエア(モンテルカスト)は、ロイコトリエンという免疫系の化学物質の働きを抑えることで症状を緩和します。しかし、使用にあたっては以下のような副作用やリスクを理解し、適切に管理することが重要です。
インフルエンザ様症状
頭痛、筋肉のだるさ、発熱、発汗、身体の痛みなど、風邪に似た症状が現れることがあります。軽い鎮痛剤で緩和できる場合もありますが、症状が強い場合は脱水に注意が必要です。口の乾きや濃い色の尿、顔色の赤みなどのサインを見逃さないでください。
胃腸障害
下痢、腹痛、吐き気、嘔吐などが起こることがあります。少量ずつ食事を摂らせ、歯磨きをこまめに行い、ハードキャンディーで口内を刺激すると症状緩和につながります。こちらも脱水のリスクを常に観察してください。
精神的リスク
2008年に米食品医薬品局(FDA)は、シングルエアの服用が重度の気分変化、うつ、自殺念慮、自殺行動につながる可能性があると警告しました。2019年1月時点で明確な結論は出ていませんが、調査は続いています。保護者は子どもの行動変化に注意し、異変があれば速やかに医師に相談しましょう。
その他の副作用
一般的な副作用として、発疹、めまい、倦怠感、鼻づまり、咳などがあります。まれに筋肉痛・関節痛、出血傾向の増加、心悸亢進、しびれ感、鼻血、肝炎、あざや腫れが報告されています。
