オフィス用スパイロメーターの比較方法
オフィス用スパイロメーターとは
スパイロメーターは肺の空気流量や容積を測定する医療機器で、測定値は「努力呼気量(FEV)」と呼ばれます。オフィス用スパイロメーターは、主に個人の診療所で使用することを想定して販売されている機器です。Chest誌に掲載された研究によれば、オフィス用スパイロメーターは病院や研究施設で使用される診断用スパイロメーターと比較して、研究上のパフォーマンスが十分に良好であることが示されています。
米国国立肺健康教育プログラム(NLHEP)は、スパイロメーターの評価手順と、NLHEPガイドラインに対する適合性をチェックするためのチェックリストを策定しています。
必要なもの
- 比較対象となるオフィス用スパイロメーターの一覧(NLHEPガイドラインに適合したものが望ましい)
- 各スパイロメーターの取扱説明書や技術資料
手順
- 一覧の作成:評価したいオフィス用スパイロメーターをリストアップします。まずはNLHEPガイドラインに適合している機器をピックアップすると良いでしょう。
- 機能の評価:利用可能な機能の種類と、操作性を確認します。具体的には、機能のオン・オフ切替のしやすさ、機器の搬送性、ディスプレイの情報量、ソフトウェアでのデータ抽出・レポート作成の簡便さなどです。
- 文書・教育資料の確認:機器は米国呼吸器学会(ATS)の推奨に適合していることが記載されている必要があります。さらに、使用方法やトラブルシューティングを解説した印刷物やオンラインマニュアルが揃っているかをチェックします。
- 維持費の評価:オフィス用スパイロメーターは診断用機器の約1/3の価格で購入できますが、検査に要する時間、機器の耐用年数、修理費用などのランニングコストも考慮します。
- レビューの調査:印刷物やウェブ上の利用者レビューを確認し、他の医療従事者の評価や精度に関する情報を収集します。診断用スパイロメーターとの比較データが得られることもあります。
