子どもの喘息治療ガイドライン
子どもは喘息により肺や気道が腫れ、呼吸がしにくくなることがあります。治療は主に発作の予防と、発作が起きたときの迅速な対処を目的とします。未治療の発作は命に関わることもあるため、適切な管理が重要です。
トリガーを避ける
- 喫煙や鼻アレルゲンなど、喘息を悪化させる可能性のある環境因子をできるだけ排除します。
維持薬の使用
- ステロイド吸入薬を毎日使用することで、炎症を抑え発作のリスクを低減します。小児に最も一般的に処方される治療法です。
喘息発作の予防
- 息切れや喘鳴(ぜんめい)を感じたらすぐにアルブテロール吸入器を使用します。運動前の予防吸入や、症状が出たときの必要吸入として活用できます。
- 学校や外出先でも吸入器を常に携帯し、必要に応じて使用できるようにします。
喘息発作の対処
- 発作時は吸入器またはネブライザーで薬剤を肺に直接届け、呼吸を楽にします。
- 吸入薬を使用しても症状が改善しない場合は、すぐに救急(119)へ連絡してください。
アレルギーの治療
- 子どもの約80%が鼻アレルギーを抱えており、これが喘息症状や発作を誘発します。
- 処方された抗ヒスタミン薬で鼻アレルギーを適切に管理し、喘息のコントロールに役立てます。
