マルレイン(マルレーン)の利用法と効能
マルレインとは?
マルレインはキンポウゲ科に属するVerbascum属の植物総称です。旧世界原産で、北米への植民地化時に持ち込まれ、現在は米国全土でよく見られます。
茎は高さ約1.2〜1.8メートルに達し、中心から花が立ち上がります。葉や花は細かい毛に覆われており、保湿に役立ちます。
呼吸器系の不調に対するマルレイン
代替医療で最も一般的に用いられるのは、呼吸器系の症状緩和です。お茶として抽出したり、煙として吸入したりすると、喘息や咳、その他の呼吸器症状を和らげるとされています。その効果は軽い鎮静作用によるものと考えられます。
その他の薬効
アルコール抽出したチンキは、切り傷や擦り傷の消毒に利用できます。湿布として使用すれば、日焼けや表在性皮膚感染による疼痛・腫れを和らげます。また、耳の感染症、痔、下痢の緩和にも用いられます。
毒性について
通常の使用範囲では毒性はほとんど報告されていませんが、過剰摂取や高濃度の抽出物は有害になる可能性があります。特に種子は大量に摂取すると毒性があるとされています。
医薬以外の利用例
黄色い花は自然なヘアカラーとして使用できます。葉は燃えやすいため、火種やキャンドルの芯に利用できます。また、葉に含まれるロテノンは殺虫剤の原料となります。鉢植えにすれば、観葉植物としても楽しめます。
別名一覧
マルレインは「アーロンズロッド」「アダムズフランネル」「アメリカンマルレイン」など多数の別名があります。代表的なものを列挙すると、Aaron's Rod、Adam's Flannel、American Mullein、Beggar's Blanket、Blanket Herb、Candleflower、Clot‑Bur、Jacob's Staff、Longwort、Torch Weed、Verbascum thapsus などです。
