自閉症の行動を記録し、グラフ化する手順
自閉症と診断された子どもの将来について不安に思う親は多いですが、子どもはすべての子どもと同様に成長し変化します。自閉症の影響は個々に異なり、知的能力が平均以上の子もいれば、知的障害を伴う子もいます。子どもの発達を把握するために、行動を体系的に記録し、グラフ化することが重要です。以下の簡単な手順で行動記録を始めましょう。
必要なもの
- ノート2冊
手順
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1. 最初のノートの表紙に行動チェックリストを作成します。チェック項目は、食事・睡眠パターン、トイレの問題、揺れなどの自己刺激、変化への抵抗、自己傷害、癇癪、引きこもり、攻撃性、エコラリア(他者の言葉の反復)、代名詞逆転、意味不明な言葉(ジャーゴン)などです。
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2. チェックリストをもとにノートに記録を取ります。行動が現れたら、具体的な内容と日付を記入します。例えば、意味のない言葉を作り始めたら、その言葉と開始日をメモします。行動が止まったか、特定の対処法で抑えたかも併せて記録し、医師への情報提供に役立てます。
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3. 2冊目のノートを「認知スキル」「発達スキル」「社会・情緒スキル」「運動スキル」の4つのセクションに分け、各セクションに子どもの発達マイルストーンを日付とともに記録します。
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4. 認知スキルを記録します。鏡に映った自分を認識した時、6まで数えられた時、人物の絵を描いた時、曜日を言えるようになった時などが例です。
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5. 言語・コミュニケーションスキルを記録します。最初に喃語を発した時、最初の単語を話した時、語を組み合わせて言葉を作り始めた時、質問をし始めた時などです。
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6. 社会・情緒スキルを記録します。他者に対して感情を示した時、抱っこを求めて手を伸ばした時、ぬいぐるみを抱くようになった時、自己と他者(例:自分は男の子、妹は女の子)を区別できるようになった時などです。
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7. 運動スキルを記録します。独りで座れるようになった時、自分でしっかり歩けるようになった時、スキップができるようになった時、円や三角を描くことができるようになった時などです。
