自閉症児のためのソーシャルスキル活動ガイド
子どもの評価
まずは子どもの現在の社会的スキルを観察し、どの領域が支援を必要としているかを把握します。数日間、子どもが他者とどのように関わっているかを記録し、介入の対象を特定しましょう。
感情の認識
「Pick a Pic」などの活動で、表情写真を使い感情を学びます。自分の顔で怒り・悲しみ・喜び・恥ずかしさ・失望などの表情を撮り、裏に感情名を書きます。子どもに写真を見せて感情を当てさせ、正解を確認しながら感情について話し合います。
選択肢の提供
選択肢を与えることで子どもは環境に対するコントロール感を得ます。家庭や支援室など低ストレスの場で、2つの明確な選択肢を提示し、一貫してその選択肢だけを提供します。繰り返し行うことで、選択できるときは自分でコントロールできると理解し、抵抗が減ります。
ストレスへの対処
自閉症児はストレス時の対処法を学ぶ必要があります。「Don't become a human volcano!」という活動では、子どもがストレスを示したときに「stand back(離れて)」という合図を出し、続いて「think(考える)」「feel(感じる)」「respond(対応する)」の順に促します。感情を言語化し、無視・足踏み・静かに話すなど適切な反応を選ばせます。
