「深刻なアスペルガー症候群」とは何か?

「深刻なアスペルガー症候群」という用語について

「深刻なアスペルガー症候群(profound Aspergers)」という表現は、現在では時代遅れとされ、スティグマ(烙印)を与える可能性があるため使用が推奨されません。アスペルガー症候群は、現在では自閉スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder、ASD)の一部として位置付けられています。

「深刻(profound)」という語の意味

「深刻」は重度の障害を示す語ですが、現代の自閉症研究では、障害の程度は連続的なスペクトラム上にあると考えられ、明確な「重度」や「軽度」の区分は設けられていません。

適切な言い回しの提案

「深刻なアスペルガー症候群」という言葉を使う代わりに、個々人の特性や経験を尊重した「本人中心の言語(person‑centered language)」を用いることが推奨されます。具体的には「自閉スペクトラム障害のある〇〇さん」や「ASDの特性を持つ〇〇さん」のように、個人を尊重した表現を心がけましょう。

自閉症 - 関連記事