Lovenox(エノキサパリン)の正しい注射手順
Lovenox(エノキサパリン)は、深部静脈血栓症や肺塞栓症の予防・治療に用いられる注射用抗凝固薬です。ヘパリンやワルファリンに比べ出血リスクが低く、全身の血栓をターゲットにします。投与は1日1回、へその周囲の皮下に注射します。正しい用量だけでなく、適切な注射手順を守ることが薬の効果を最大限に引き出す鍵です。
必要なもの
- 使い捨て手袋
- アルコール綿棒
- Lovenox 予充シリンジ
- 絆創膏
- 鋭利物廃棄容器(シャープスコンテナ)
注射手順
- 手袋を着用し、へそから1〜2インチ(約2.5〜5cm)離れた部位をアルコール綿棒で円を描くように外側へ2〜3インチ(約5〜7.5cm)まで拭きます。
- シリンジの針カバーを外します。Lovenoxは医師の処方に基づく予充シリンジで提供されます。
- 清拭した皮膚を1インチ(約2.5cm)程度つまみ、へそから1〜2インチ離れた腹部の皮下脂肪層に90度の角度で針を刺し、プランジャーをシリンジの底まで押し込みます。
- 注射後はプランジャーの棒を指で押さえたまま針を自分から遠ざけて抜き、プランジャーをさらに押し込んで安全カバーを作動させます。カチッという音が聞こえたら完了です。
- 使用済みシリンジはすぐにシャープスコンテナに入れ、必要に応じて注射部位に絆創膏を貼ります。
