鼻出血の止血法:電気焼灼手術の手順と注意点
慢性的な鼻血に悩んでいる方は、ティッシュが途切れなく必要になることがあります。出血の原因となる血管を熱や電流で閉鎖する「カウターリゼーション」は、根本的な止血法の一つです。ただし、この手術は必ず訓練を受けた医療従事者が行うべきです。
必要な器具
- ヘッドミラー
- 鼻鏡(鼻スペキュラム)
- 血液採取用バイアル
- 綿ロール
- 局所麻酔薬
- 電気焼灼用ニードル
手順
ヘッドミラーと鼻鏡を用いて鼻腔内を観察し、出血点(血が皮膚を通っている箇所)を特定します。
血液サンプルを採取し、貧血や凝固異常など出血原因となり得る疾患の有無を検査します。
綿ロールに局所麻酔薬を染み込ませ、出血点に当てて鼻腔内に挿入します。麻酔が効くまでロールを保持します。
麻酔が十分に効いたことを確認した上で、電気焼灼ニードルの先端を出血点に当て、血管を焼灼します。施術中は患者に強い痛みが生じる可能性があるため、完全に麻酔が効いていることが重要です。
施術後は1週間は鼻をかまないよう指導し、くしゃみをする際は口を開けて息を出すよう助言します。鼻腔への過度な呼吸は創部の再開を招く恐れがあります。
※本手順は医療専門家向けの情報です。自己判断での実施は絶対に避け、必ず医師の診察と指導を受けてください。
