鼻出血の止血法:電気焼灼手術の手順と注意点

慢性的な鼻血に悩んでいる方は、ティッシュが途切れなく必要になることがあります。出血の原因となる血管を熱や電流で閉鎖する「カウターリゼーション」は、根本的な止血法の一つです。ただし、この手術は必ず訓練を受けた医療従事者が行うべきです。

必要な器具

  • ヘッドミラー
  • 鼻鏡(鼻スペキュラム)
  • 血液採取用バイアル
  • 綿ロール
  • 局所麻酔薬
  • 電気焼灼用ニードル

手順

  1. ヘッドミラーと鼻鏡を用いて鼻腔内を観察し、出血点(血が皮膚を通っている箇所)を特定します。

  2. 血液サンプルを採取し、貧血や凝固異常など出血原因となり得る疾患の有無を検査します。

  3. 綿ロールに局所麻酔薬を染み込ませ、出血点に当てて鼻腔内に挿入します。麻酔が効くまでロールを保持します。

  4. 麻酔が十分に効いたことを確認した上で、電気焼灼ニードルの先端を出血点に当て、血管を焼灼します。施術中は患者に強い痛みが生じる可能性があるため、完全に麻酔が効いていることが重要です。

  5. 施術後は1週間は鼻をかまないよう指導し、くしゃみをする際は口を開けて息を出すよう助言します。鼻腔への過度な呼吸は創部の再開を招く恐れがあります。

※本手順は医療専門家向けの情報です。自己判断での実施は絶対に避け、必ず医師の診察と指導を受けてください。

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