血中の鉄が過剰なときの対処法とは?
鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)とは
鉄過剰症は、食事から摂取した鉄を体内に過剰に吸収・蓄積してしまう遺伝性疾患です。肝臓障害、心臓病、糖尿病など、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。
血中の鉄分を減らす主な方法
- 献血:最も効果的な方法の一つです。1回の献血(約450 mL)で、最大250 mgの鉄分が体外に排出されます。
- 瀉血(リンパフェロトミー):医療機関で行う血液除去手術です。静脈に針を刺し、一定量の血液を抜くことで鉄分を減らします。
- 薬物療法:鉄の吸収を抑え、体内からの排泄を促す薬があります。デフェロキサミン、デフェラシロックス、デフェリプリンなどが代表的です。
- 食事の見直し:鉄分の少ない食事を心がけます。赤身肉、レバー、貝類、豆類、ほうれん草、乾燥果実など、鉄分が豊富な食品は控えめに。
- ビタミンCの摂取制限:ビタミンCは鉄の吸収を助けるため、サプリメントや過剰な果物ジュースは避けることが推奨されます。
これらの対策は、症状の重症度や個々の健康状態に応じて組み合わせて行われます。必ず医師と相談し、最適な治療計画を立てましょう。
